LOOPシャフトは、材料のチョイスは職人の長年の経験により選択するメイドインジャパン材料。それを最後の工程まで厳しい検品基準をもって各過程を手作業で進めていきます。 シャフト作りの中で最も重要な工程の一つが、独自の高いノウハウによる設計と、その「巻き」です。 経験値からくる使用プリプレグ材料のセレクトと、独自のシャフト設計。 シンカグラファイトが取り扱うメインのプリプレグ材料は、昨今では、いわゆる「高弾性」と言われるプリプレグ材料。 無論、高弾性カーボンというような代名詞的な言葉の無かった25年以上前からシンカグラファイト職人は、その巻きに携わっており、今現在では新たな巻き職人も葛飾工場で育ちつつあります。 LOOPシャフトの「弾き」「ミート率の高さ」「スピン量の軽減」、それらの要因からくる「飛距離アップ」は、設計力や技術力はもちろんですが、製造道具(機械)とどう上手く呼吸を合わせ、付き合うか・・・ということも大切なモノづくりの基本です。 例えば、LOOPシャフトで使用している高弾性材料を手で巻こうとしても、巻けません。。。。 材料の持っている反発性能が高いため、上記写真の奥にぼんやり写ってるような大型の機械が必要となってきます。。。 各工程で試行錯誤を重ね、職人達の連係プレーによって類い稀な「飛び」と「正確性」のポテンシャルを持った手作りシャフトが、日々少量ではありながらも生まれている・・・ それがシンカグラファイト・葛飾工場です〜 P.S. 近日発売のLOOP初のFW専用シャフト「LOOP PROTOTYPE :: FWfive」。本日塗装も完了し、数日中のリリースに向けて工場での準備も進んでいます〜! 検品中の工場長をパシャリ。偶然左手が「いいね!」。作ったシャフトに対する手応えの表れ〜(笑